TOP ≫ 【次なる時代の価値を求めて】

【次なる時代の価値を求めて】】

わたしたちは日々、価値創造と関わりながら生活をしています。
仕事とは、価値を生み出し、提供することです。
オフの時間は、価値を楽しみこころを豊かにし、明日への活力へと変えることを求めて行動します。

価値あるものを、ひとは手にしようとします。
価値が高いものに、多くの対価も支払おうとします。
そしてより高い価値を手にするために、日々努力しているのです。
高い価値が、生活を人生を豊かにしてくれることをわたしたちは知っているからです。

それではどうすれば、高い価値との出会いをたくさん生むのでしょうか?
その答えは実は凄く簡単で、また当たり前のことなのかもしれません。
私の一つの答えは、「人が生み出す価値を高く買うこと」です。

では一体、なぜそう言えるのか?
高く価値を認められたものだけが、より高い価値を生み出そうと前進する。
そして前進したものだけが、高い価値を求める次なる流れを呼び込む・・・・
価値との出会いは、こうした循環の中で育まれていくからです。

バブル崩壊以降のわたしたちの思考様式を振り返ってみたとき、どこかで価値を高く買う思考を置き去りにしてきたような気がするのです。
そして自らが生み出す価値まで下げてしまってはいないか、という反省が浮かび上がります。
人の価値を高く買わずして、自分の価値だけを高く買ってもらうような身勝手は、到底通用するはずがないからです。

わたしたちはいつの間にか、誰かの言葉に従って、お金に価値を置き過ぎて、価値の本質に目を向けることを忘れていたのではいないか・・・・
そんな思いに駆られます。

物資が豊かでない時代もありました。
その時代は、物資をいち早く多くの人に届けることが、「夢」である「豊かな生活」に繋がりました。
しかし物質でこころが満たされる時代は、遥か以前に終焉を迎えました。

これからは「精神の充足」を満たす時代。
わたしたちはさまざまな経験をし、そして多くのモノを手にしてきました。
果たして、モノでこころが満たされることが幻想であったことに気付いてしまったのです。
そう、「精神の充足」に適う価値提供こそが、求められる視座となったのです。

では「精神の充足」に適うには、何を提供するのか。
夢や感動は、お金では買えないし、提供されないと思っていました。
でもきっと、未来は違います。
夢や感動、少なくともそこに至る気付きは、提供し手にする時代なのです。

本当に必要な価値は何か、そしてどこにあるのか・・・・それはきっと、モノそのものではないでしょう。

Rio de piedraを通して、人と出逢う。
人との出会いのしるしがモノである。
そのモノは、作り手の素晴らしい思想哲学という情報を纏っている事でしょう。
また作り手による創意工夫が幾重にも積み重なっていることを雄弁に物語るでしょう。
そうしたモノに纏わる全体情報こそが価値であることに、わたしたちは気付き始めているのです。

見た目の美しさや完成美だけではない、その背後にあるストーリー。作り手たちの思いや技術。
それを感じる人たちが手にし繋がり、ビジネスシーンを夢や感動で満たしていくことでしょう。

ページトップへ

Copyright (c) Rio de piedra < リオ デ ピエドラ > all rights reserved.